本日2/20~2/22の期間サンシャイン展示ホールAにて開催されている
「第7回クリスマスローズの世界展」の速報レポートです。

現場レポートの前に「クリスマスローズ」について・・・
日本で一般的に呼ばれている「クリスマスローズ」は、学名「ヘレボルス」といいます。
欧米では原種の一種「ヘレボルス・ニゲル」のみを示す英名で、
それ以外を‘Christmas Rose’と呼ぶことはありません。
‘Christmas Rose’の名はキリスト誕生時の言い伝えに由来すると言われていますが、
花のないクリスマスの時期にバラのような花を咲かせることにより、
それが定着したと想像できます。
原種の多くはクロアチア、ハンガリー、チェコなど北欧が中心となっています。

特徴として、クリスマスローズは丈夫で寒さに強く、栽培環境に対しては適用範囲が
広いため安心して楽しめます。
和洋どちらの庭にも調和し、玄関先のワンポイントとして植えたり、
お茶花としても雰囲気の出る不思議な魅力を持っています。
花びらに見えるのは実はガクで、本来の花弁は退化してオシベの元のほうに
蜜腺となって小さく集まっています。
それでは昨日、搬入&施工のシーンを一部お見せします!
今回、与えられたミッションはベルギー発の新フリーズドライ製法「アイスフラワー」加工を
施した展示。
アイスフラワーはワイヤリングなど行なうことが難しく頭だけで表現する素材を
4Mある空間を立体に見せるか。そこが最大の課題であり、
デザイナーとしては燃えるところ。


アトリエで製作したパーツとたくさんの木々、建築物を組み立てる作業は始まります。


無事組み立てが済み、デザインとディテールをひとつひとつ丁寧に取り付け、
創造していきます。デザイナーの目も鋭く、緊張感漂う現場に盛り上がってきます・・・

4時間後、すべての製作が終了すると最後の味付けのライティングと安全性の
確認を客観的に分析と調整。

こうして本日から多くの方に拝見いただくメインディスプレイが完成。
エントランスからこの空間だけ浮き出ているように存在し、人が引きつかられる空間に。
デザイナー今野亮平いわく、
「茎がなくアイスフラワーのデメリットを逆にいかし、それを特徴に使う。
逆転の発想からこのデザインはスタートした。
平面をグラフィック的に活かし、立体として表現する。
また、琳派からの発想で額縁の中に絵画で表現されているかのような
デザインを目指した。
結果、魅力あるディスプレイが完成することが出来た」デザインディスプレイになりました!
是非、サンシャインまで本物を見に足をお運びください。