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2009 年 10 月 25 日

自然と交わる=デザインを生む

カテゴリー: 今野亮平ブログ — staff @ 11:52 PM

休みの日は基本、サッカーか自然か芸術に接しています。

今回はそのひとつに「自然」との関わりについて。

小さな頃から長期休みになると富士山の麓、静岡の御殿場で

過ごし大好きなカブトムシを取ったり、

父の趣味である各地へキャンプに連れて行ってもらえて

色々な自然に接していた。

どんな人、どこの世界の人も自然に行けば心落ち着くし、

自然に対し謙虚にならざるを得ない感覚を得るのではないでしょうか。

デザイナーという職をしてからは(オレゴンでの留学から培った?)自然は、

デザインのヒントを与え、むしろデザインの最大の先生となっています。

最近では9月の山登り、10月のコスモス花をきっかに「自然」と

交わってきました。

御岳山:

都内から2時間、秩父多摩甲斐国立公園にあるその山は駅から

ケーブルカーに乗って入り口に。予想を上回るロックガーデン。

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天狗がいる岩山は多くの人が諦める程の急斜面。そこに堂々と居座る銅像。

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植物素材において静かなるの美、苔。決して同じ姿を見せない落ちる水の光。

そして、天狗の腰掛け杉。そこに座っている姿が見える自然の造形美。

たまりません。

昭和記念公園:

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最初の目的は有名なコスモス畑。群生する姿とそれぞれの持つ色と形。

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日本庭園がそこに存在していると感じる日本人の持つ高い造形感覚。

自然が彫刻のように、石畳のバランス、層となり空間と世界を生み出す姿。

そして、思いもよらなくハマったものが、盆栽!

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左:枝の抜け間と緑のバランス 中:陰陽が生む奥ゆかしさ

右:なんと300年の生きる盆栽、言葉出ず

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3点。崩しが素晴らしい作品と自然と人の感性による造形美、深み、経験と

その可能性。盆栽、始めてみようかな。

盆栽の3要素が「根張り」「幹」「枝配り」。

そういえば祖父も盆栽をしていたことが見ながら思い出した。

静かに丹念に。継続と広い懐の心。

毎回、デザインの気付きと共に人として成長したいと思うばかりです。

2009 年 9 月 16 日

専門学校生との交流

カテゴリー: 今野亮平ブログ — staff @ 6:58 PM

毎年夏に専門学校生にフラワーデザインを教える機会を与えて頂いています。

東京・神田にある名門「テクノホルティ専門学校」。

午前はプリザーブドフラワーについて、

午後はアーティフィシャルを用いたディスプレイについて

実例を交えたプロとして必要な要素のレクチャーで実施する内容。

毎年楽しみなことは1日だけで大きく変化する生徒の目、表情、純粋なパワーを感じること。

最初はあまり聞いていない生徒ややる気をないようなそぶりをする姿が、

最後は積極的に質問してきたり、

「先生の会社に入りたい」と訴えてきたりする変化に大きな喜びと刺激を受けれる時間だからです。

今年はどうだったか・・・

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映像でディスプレイ、セミナー、店舗運営、スクール、

デモンストレーションなど事例を見せた後にトレンドなどを含めた

今のフラワーデザイン界を話した後は個々に作品創り&発表会。

皆の前で話す。

仕事をする際に、相手に意思を伝える「コミュニケーション」は

もっとも大切と思っているので必ず実施してもらっているが皆、悪戦苦闘・・・

午後になると4チームに分かれ、私が出すテーマにディスプレイを

限られた時間で創る。

ラグジュアリーに、トロピカルに、ガラスは必須、縦長に、などなど。

ディスプレイの仕事とは限られた空間、限られた予算、

各店舗のオリジナルなコンセプトに始まり多くの「制限」がある中に

自分の個性をスパイスし、クライアントの想像以上のものを表現することが大切、

と思っているので敢えて各チームにテーマを伝えます。

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最後に全員で各チーム発表、作品を検証・議論をしてデザインから苦労まで

共有してあっという間の授業が終わっていきます。


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今年の生徒さんはどこか真面目というか、ギラギラさがなく、そこが

唯一心配になるところでしたが、

「我々は恵まれている、誰にでもチャンスはある」

「色々遊び、色々な人と会い、色々な物を見る」

「礼儀は大切して素直に人のことは聞こう」という言葉を残し、授業は終了。


毎年学校を出る夕方には学生との分かれにどこか寂しく感じると共に

自分も負けじと頑張るぞ、と強い思いを抱き、その日を終えるのでした。


2009 年 8 月 5 日

デザインの元

カテゴリー: 今野亮平ブログ — staff @ 11:14 PM

よく、デモやセミナーで聞かれることとして、「デザインの元は何ですか」

「どこからデザインイメージが出るのですか」「アイデアは途切れないの」

などと。

その都度、日々の生活から色々と感じることがあるし、大好きなサッカー含め

違う分野・世界から学ぶことも多いですよ、と素で答えています。

今回はデザインの元にもなる最近のシーンをお見せします。

5月インドネシア、バリ島。

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部屋のバルコニーに広がるグリーンの中心を斜めに伸びる樹木。

この緊張感に震え、滞在中ことあるごとにらめっこしていた。

1ヶ月後の松村工芸のデモに影響した自然の造形美だった。

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色使い、手の込んだ造形、最新プリザで大好きなプルメリアにも触れられた。

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スパのおもてなしから建物、海に浮かぶ日の出でヨガ、伝統建築から学ぶ構成。

そして最後は80%の人が絵を描くというウブド地区の絵画。

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一緒に写る画家が描いた絵はそのまま東京に。

違う匂い・空気・文化、そこに残る伝統、一生懸命何かに挑んでいる人々と会うとやる気、イメージがどんどん湧いて来る一時です。

7月東京。

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人生初の二重の虹。本社の屋上から撮影。光の繰り出す空のアートに尊さ。

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。

世界全体で600万人以上が体験したこのイベントは、

1989年にドイツに生まれました。

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、

暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、

中を探検し、様々なシーンを体験する。

視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさを思い出すことに。

8月鎌倉

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江ノ電に乗り、着いた長谷寺の頂上から眺める海沿いのある

逗子マリーナのリビエラでブランチから始まる。

そこで食す味に妥協はせず、質の飽くなき向上を再認識。

開基は藤原鎌足の孫にあたる藤原房前、花と眺望の寺、長谷寺。

大好きな壁面に広がる苔含めたグリーンアート。

隅々まで整備された草木から紫陽花、仏像から始まる多くの造形への

管理。そこに関わる人々の魂が存在した。

日本人の持つ美意識、メンテナンス、おもてなし。

嬉しく、自分もフラワーデザインを通し、

改めて発信する側にいようと決意する日だった。

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