ベル・フルールフラワーデザインスクールの人気コースの1つである「フラワー装飾技能士コース」
2025年度受験者のコース受付は2月28日(金)までとなっております。
受講希望の方はお早めにご連絡ください。
ベル・フルールフラワーデザインスクール事務局
Mail:school@belles-fleurs.com
Tel:0369058080
《 Belles Fleurs Tokyo フラワーデザインコラム vol.25 》

三月は、和風月名で「弥生(やよい)」で、「弥生」の語源は「木草弥生月(きくさいやおいづき)」=「木や草がますます生い茂る月」という説があります。寒さが和らぎ、草花が芽吹いてくる様子を表した言葉で、三月の季節感にぴったりです。そんな華やぎ始める3月の14日は、ホワイトデー。バレンタインデーから1か月後のこの日は、バレンタインデーにチョコをもらった男性が、女性に対してお返しをする日とされてきました。ホワイトデーは日本が発祥のイベントです。明確な起源については諸説あるものの、昭和の後期に、バレンタインチョコのお返しをするイベントとして日本に誕生しています。「バレンタインデーには、赤いバラを」ならば、「ホワイトデーには、白いバラを」と、白ばらを贈ることは、愛の返礼にふさわしいプレゼントではないでしょうか?前回のコラムに書いたように、ギリシャ神話では、白いバラは女神アフロディーテ(ビーナス)と共に誕生しています。そして赤バラは、愛したアドニスの悲鳴を聞きつけたアフロディーテが、茨で傷つけた素足の血で白いバラが赤いバラに染まったといわれています。
赤バラの情熱的な「愛」に対し、白バラは「純潔」、「深い尊敬」、「相思相愛」などの花言葉を持っています。それは、キリスト教での「白いバラは聖母マリアの純潔と処女性を象徴」から生まれてきたのです。左の絵画(サンドロ・ボッティチェッリによる『聖母子と少年聖ヨハネ(バラ園の聖母)』ルーブル美術館所蔵)のように、マリアがバラの花に囲まれていたり、バラの花を持っていたりする描写に、この関係を見ることができます。
このバラ園の聖母では、背後の白い薔薇が聖母の純血を、赤い薔薇が殉教者キリストの血を象徴していると、解説に書かれています。日本でも古来より白は神聖な色とされており、神主や巫女などの聖職につく人たちの装束や花嫁が着る白無垢など、穢れなき色として文化と密接に関わってきました。

白は色味を持たない無彩色。光をすべて反射し輝くような眩しさを持つ白は、どんな色にも染まっていないからこそ、どんな色とでも組み合わせることができるのです。
このように、最高の純粋さと無垢さを象徴する白いバラは、誠実で無条件の愛を表現するためによく使用されます。白というと、ウエディングドレスを思い浮かべますが、白のウエディングドレスが一般的になるのは、1840年のヴィクトリア女王の結婚式です。21才の花嫁ヴィクトリアは、自らデザインした真っ白なシルクのウエディングドレスに、フランス製シルクのベールをあしらい、王冠の代わりにオレンジの花冠をかぶり、白バラのブーケを持つ、可愛らしい姿でした。
その初々しい姿は、ヨーロッパはもちろんのこと、世界中を魅了し、その白いウエディングドレスファッションは、世界の流行となりました。(左図は、花嫁ヴィクトリア女王の肖像画)白いバラは、単なる愛の象徴であるだけでなく、この世のものとは思えない、神聖で、時代を超越した愛を表しています。ホワイトデーに贈るのに、最適な花ではないでしょうか。
「お花と仲良し!春のキッズセミナー」
毎年夏に開催しているキッズセミナーを今年は春にも開催決定!
生花を使ったパラレルー並行-デザインを制作します。
春休みのアクティビティに、新学期を前に親子の時間を楽しみませんか?
生花を使ったフラワーアレンジメントではじめの一歩をお花と一緒に。
初めてのお子さまでも安心して楽しめる内容です。
プロの講師が優しくサポートしながら、お花の扱い方やアレンジメントの基本を楽しく学べます。
色とりどりのお花に触れることで、創造力や感性が育まれる特別な体験です。
日程:3月28日(金)・29日(土)
時間:①10:30 ②14:00
参加費:5,500円(税込)
場所:ベル・フルールフラワーデザインスクール銀座校
〒104-0061 東京都中央区銀座1-20-11
対象:3歳以上のお子さま
定員:各回8組
●ご予約の連絡・お問い合わせ
お問い合わせフォームよりご予約可能
【希望日時】【参加するお子様の人数】【付き添いの保護者の人数】を記載ください。
MAIL school@belles-fleurs.com / TEL 03-6905-8080
待望の九州初出店となる福岡三越店が2月19日(水)にグランドオープンします。
インテリアフラワーから、フラワーギフトまで幅広く展開。
店頭商品だけでなく、お客さまのご要望に応じてデザイン・寸法をご指定いただけるオーダーメイドも承ります。
是非お立ち寄りください。
■福岡三越 1階 婦人服飾雑貨
〒810-8544 福岡市中央区天神2-1-1
営業時間:午前10時~午後8時
2025年2月19日(水)より、松屋銀座 7階 おりふしギャラリーにて<ベル・フルール>花のプレミアムコレクションを初開催いたします。
ベル・フルールが提案する新たなフラワーデザインの魅力を、今野政代自らご提案。
今回のためにご用意した作品の展示・販売だけでなく、オートクチュールのご相談も承ります。
会期中は今野政代をはじめ、ベル・フルールコンシェルジュが皆様をご案内いたしますので、是非お立ち寄りください。
今野政代 特別ご案内日
2月19日(水)、22日(土)―24日(振・月)
在店日はお客様のご要望を直接伺い、その場でデザイン提案させていただきます。
ご相談ご希望の方は、ご予約も承っております。
■松屋銀座
〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1 7階 おりふしギャラリー
《 Belles Fleurs Tokyo フラワーデザインコラム vol.24 》

2月14日はバレンタインデーです。大切な人に想いを伝える、年に一度の特別な日です。
日本では「女性から男性へチョコレートを贈る」ことがバレンタインの風習となっていますが、この「女性から男性へ」というのは日本独自の文化です。欧米各国では「男性から女性へ愛を伝える日」として定着しており、愛する人に、バラの花や花束を贈ることが一般的なのです。
今では2月のイベントとして、すっかり定着しているバレンタインですが、一体なぜ「恋人たちの日」として祝われるようになったのか?その由来や起源については、以前のコラム(2023年1月「2月14日、あなたはチョコレートを?私だったら。。」)をご覧ください。
今回のバレンタインの話は、「なぜバラの花を、愛する人に赤いバラを贈るのか?」がテーマです。
バラと聞くと、まず思い浮かぶのは「愛」という言葉でしょう。愛の告白に赤いバラの花というイメージは、数々の歌に歌われ、また絵画でも色々な愛の場面にバラが描かれてきました。それは神話や伝説などとともに花言葉となって、私たちの心の中に生きてきたのです。
赤いバラの花言葉には、情熱、愛情、美、あなたを愛しています、熱烈な恋、などがあり、世界共通の花言葉です。そのような愛にまつわる赤いバラの花言葉は、どのようにして生まれたのでしょう。それは、愛と美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)にまつわる神話にバラの誕生の秘密があります。
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ギリシア神話では、女神アフロディーテが誕生した時に、神々がバラを作って祝福したとされています。この女神アフロディーテの誕生を描いたのが、サンドロ・ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」(ウフィツィ美術館蔵)です。
絵の左に描かれて頬を膨らませているのが西風ゼフィロス、ゼフィロスの体につかまりながら花を散らしているのが花の女神フローラ、ヴィーナスの右に描かれているのが季節の女神ホーラです。花の女神フローラが撒いている白い花がバラで、このバラはロサ・アルバと言われています。最初に生まれたバラは白いバラでした。古代のロサ・アルバに最も近いと思われる種がアルバ・セミプレナで、白い花弁におしべが目立つ、非常に美しいバラです。(左の写真参照)
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愛と美と性をつかさどるアフロディーテは、とても恋多き女神で、シリアの王子アドニスを深く愛していました。アドニスは狩りの途中で、アフロディーテの愛人の軍神マルスが放った野生のイノシシに突かれて命を落とします。アドニスの悲鳴を聞きつけたアフロディーテは、茨や尖った岩があるのも構わず、裸足で走ります。そのときにアフロディーテが踏んだ白バラが赤く染まり、赤いバラになったといわれています。また、アドニスの死を知ったアフロディーテが流した赤い涙で、白バラが赤くなったという説もあります
バラは、愛と美の女神アフロディーテの誕生とともに生まれてきたことから、そのイメージは「愛と美」に結び付けられています。そして、愛するアドニスへと走り寄るときに生まれた赤いバラは、「激しい熱烈な愛」という花言葉を生み出したのでしょう。バラには、色の違いや本数による意味付けなどがありますが、「バラの下で( under the rose )」というと「秘密に」という意味深な言葉もあります。
今年のバレンタインには、貴方から彼氏に赤いバラを贈ってみるのもいいですね。
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現在、ベル・フルールフラワーデザインスクールでは、
2025年受験を目指す「フラワー装飾技能士検定コース」受講者募集中です。
一度取得すると永久ライセンスとなるこの資格は、フラワーアレンジメントの基礎と
技術が同時に身に付く資格で、将来お花に関わる仕事を望む方だけでなく
基礎力を上げたい方にも人気の資格となっております。
フラワー装飾技能士を目指す方はもちろん、初心者の方、これからのステップアップのために
資格をお考えの方もまずは体験レッスンへお越しください。
憧れの永久ライセンスを自らの手に!
横浜ディスプレイミュージアム 2025総合カタログに
弊社代表取締役社長 今野亮平の作品が掲載されました。
「4人のフラワーデザイナーが表現する フラワーデザインの世界」と題して、アーティフィシャルフラワーだからこそできるデザインを制作。
是非ご覧ください。
1年のレッスンを締めくくる、お正月花レッスンを12月28日(土)に行いました。
松や菊、千両や葉牡丹をはじめとした縁起物の花材を中心に、市場から届いた花材は新鮮でボリュームもたっぷりでした。
レッスン開始後、花材1つ1つの意味をお伝えしながら花材をチェック。
お花の鮮度とボリュームに、毎年参加いただいている方々からも「今年の花材は凄いですね」という言葉が上がるほどでした。
決まったデザインはないので、花材を見ながらご自身で考え挿していきます。
初めての方や初心者の方には、もちろん講師がアドバイスしながら進めていきます。
花器とのバランス、花材同士のバランスを見ながら制作。
どれも立派な作品に仕上がりました。
素敵なお正月花で、年神様も喜んでいらっしゃることでしょう。
2024年12月7日(土)に、クリスマスリースレッスンを行いました。
まるで森の中にいるかのように、コニファーの香りに包まれた教室。
馬蹄型(ホースシュー)の意味や、制作手順を丁寧にお伝えしながら制作スタート。
同じ花材でも配置や量により、少しずつ見える印象が変わってくるリースを
互いに見せ合いながら、会話も弾んでいました。
楽しみながらも真剣に制作する時間はあっという間に過ぎ、
完成する頃には笑顔が溢れ、馬蹄型の意味する「幸せが降り注ぐ」時間となりました。
《 Belles Fleurs Tokyo フラワーデザインコラム vol.23 》

一年の始まりとなる一月。一月の代表的な和風月名は、「睦月(むつき)」です。一月を「睦月」と呼ぶのはなぜ? 睦月は、「睦び月(むつびづき)」が略されたものというのが、一般的な説です。親睦会というように「睦 (むつ)ぶ」とは、仲よくするという意味があり、新年を祝って、家族や親族が集まり、睦び親しむ月だからといわれています。
一月のことを「正月」ともいいます。では一月と正月にはどんな違いがあるのでしょう。単なる別称であって違いはないと思うのですが、そうではないようです。
一月は一年の最初のひと月です。それに対して正月は新年に年神様をお迎えしてお祝いするための行事を行う期間です。普通、一日から三日までを三が日、七日まで(関西は十五日まで)を松の内となっています。この元日からの期間を「大正月」とも称し、それに対して十五日を「小正月」(二十日に「小 正月」を行う地域もあります)といって、正月の行事を締めくくる日となります。「小正月」までが正月で、それが過ぎたら正月とは言わないのです。つまり正月は、一月全てではないのです。
そんな睦月のなかでもおめでたい行事のお正月は、それにふさわしい花の飾りがあります。門松やしめ縄などの正月飾りは、家内安全や五穀豊穣などのご利益をもたらす年神さまを迎え入れる目印として設置するものです。また、新年のはじまりを祝うお正月には、掃除の行き届いたきれいなお部屋に、幸運を願って縁起の良い花を室内に飾る「おもてなし」の花もあります。
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縁起の良い組み合わせとして「松・竹・梅」があります。 松竹梅の起源は、中国・宋時代に始まった文人画の画題「歳寒三友」(右図 : 歳寒三友図横披、観峰館蔵)です。「歳寒三友(さいかんさんゆう)」の意味とし「歳寒」は寒い季節つまり冬を示し、「三友」はその寒い季節にも立派に緑を茂らせる松と竹、綺麗な花を咲かせる梅を示しています。「厳しい寒い季節にも耐える三つの友」として、文人の理想とされる「清廉・潔白・節操」を表現する画題として好まれ、冬の寒さの中でも美しい松竹梅が好んで描かれたのです。
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平安時代に文人画と「歳寒三友」が日本に伝わり、日本の風土や植物の伝承などと習合して、縁起のよい植物の組み合わせとなり、下の図のように着物の文様にも使われてきました。縁起が良いとする「松」「竹」「梅」の象徴的な意味合いは、次のような思いと願いが隠されています。
「松」は、お正月を別名「松の節句」と呼ぶように、神様の依り代となって邪気を払う重要な役割を担っています。常緑樹で冬でも葉を落とさず青々としている松は、不老不死の象徴でもあります。 「竹」は、天に向かって真直ぐに伸び、生命力と健康の象徴とされます。また秩序正しく等間隔にできる節目が、節操のある成長を意味し、邪気を払うことで家内安全や無病息災の願いがこめられます。
「梅」は寒い冬に最も早く花を咲かせるため、希望を象徴します。また梅には「高潔」「節操」「清純」の意味があり、紅白の花を咲かせることも縁起がよい花とされてきました。
松竹梅の意味を理解したところで、お部屋を掃除して、四君子のひとつ蘭の花を飾り、お正月には家族や友達と睦び親しんで過ごしましょう。 良いお年をお迎えください。

「松」は、お正月を別名「松の節句」と呼ぶように、神様の依り代となって邪気を払う重要な役割を担っています。常緑樹で冬でも葉を落とさず青々としている松は、不老不死の象徴でもあります。
「竹」は、天に向かって真直ぐに伸び、生命力と健康の象徴とされます。また秩序正しく等間隔にできる節目が、節操のある成長を意味し、 邪気を払うことで家内安全や無病息災の願いがこめられます。
「梅」は寒い冬に最も早く花を咲かせるため、希望を象徴します。また梅には「高潔」「節操」「清純」の意味があり、紅白の花を咲かせることも縁起がよい花とされてきました。
松竹梅の意味を理解したところで、お部屋を掃除して、四君子のひとつ蘭の花を飾り、お正月には家族や友達と睦び親しんで過ごしましょう。
良いお年をお迎えください。
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毎年恒例!お正月花レッスンを今年も開催いたします。
■日時:12月28日(土)①10:30 / ②14:00
■場所:ベル・フルールフラワーデザインスクール 銀座校
〒104-0061 東京都中央区銀座1-20-11
■参加費:18,000円(税別)
ラグジュアリーな空間で新年を迎えるにふさわしいお正月飾りを、市場直送の新鮮な松や菊、蘭などを使いアレンジメントしていただけます。
講師は今野政代学長と今野亮平副学長が担当です。

2024年12月4日(水)・5日(木)に東京ビッグサイト 東1ホールで開催される
「ビジネスチャンスEXPO in TOKYO」 に、弊社ベル・フルールが出展いたします!
ブース番号:L29 にて、皆さまのお越しをお待ちしております。
イベント詳細
◾️ 会場:東京ビッグサイト 東1ホール
◾️ 日程:2024年12月4日(水)・5日(木)
◾️時間:10:00~17:00
◾️ 入場無料
様々な分野の企業が集結し、高い技術力と新しいアイデアが交差する展示会。
「デザイン性あふれるプリザーブドフラワーのアレンジメント」 を多数ご紹介いたします。
お手入れ不要で美しさが続くプリザーブドフラワーの魅力を、ぜひ直接お確かめください。
皆さまとの出会いを楽しみにしております!
《 Belles Fleurs Tokyo フラワーデザインコラム vol.22 》

師走の12月。街のデコレーションはクリスマスツリーやイルミネーションに彩られ、一気にクリスマスムードとなり、あわただしい歳の瀬へと気持ちが向いてしまう日々です。「クリスマス」というワードを聞くだけで華やいだ気分になります。また12月は、二十四節気のひとつ「冬至」を迎えます。冬至と言えば柚子湯にかぼちゃですね。
でもクリスマスと冬至とは、日が近いというだけではなく、とても深いつながりがあります。クリスマスケーキと柚子湯とのつながりとは何?です。
冬至は、一年のなかで最も夜が長く、最も昼が短い日です。一年の中で昼が最も短いということは、冬至の翌日から日照時間が長くなっていくということです。この日を境に太陽の力が再び蘇る日とされ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われてきました。
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北欧には、冬至のお祭りユール(スウェーデン語: jul、英語: yule)があります。古代ヨーロッパのゲルマン民族やヴァイキングの間で冬至の頃に行われたお祭りのことで、今日でもクリスマスのことをユールと呼んでいます。
ユールの祭りでは、森から大きな木を伐りだし、一族で家まで運び暖炉で根元からゆっくり燃やします。この薪には魔力があるとされ、冬至を境に太陽が夜の闇に勝るよう輝きを助ける薪とされていたのです。このユール・ログ(ユールの丸太)は、冬でも枯れない常緑樹の樫の木が使われ、大地に感謝をして翌年の豊作を祈ったのです。
樹木信仰が強かったドイツでも、キリスト教の勢力が強くなるに従い、ユール・ログの樫の木は、キリスト教の三位一体(父と子と精霊)の三角形を表わす「モミの木」へと替えられていきます。冬至の祭りユールは、クリスマスと融合して、モミの木がクリスマスツリーとして飾られるようになります。
ユール・ログの薪の風習は、中世以降にヨーロッパ各地に伝わり、12月25日の降誕祭(クリスマス)の朝に火をつけて、1月6日の公現祭まで「十二夜」を燃やし続ける風習となりましたが、19世紀に廃れてしまいました。この大きな丸太のユール・ログを象ったものが、クリスマスケーキの定番「ブッシュ・ド・ノエル」なのです。
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また、クリスマスツリーが初めて飾られたのは1419年、ドイツのフライブルクの精霊救貧院だと言われています。そしてクリスマスツリーは、19世紀にイギリスのヴィクトリア女王の夫であるアルバート王子によって紹介され、英国社会に広まり、次いで全世界に広まったとされています。クリスマスツリーを囲む ヴィクトリア女王一家の様子が描かれた記事が1848年にイギリスの新聞に掲載され(左図参照)王室の平和な家庭像が国民に広く紹介されました。
北欧で大切にされている冬至の祭りが、日本では柚子湯やかぼちゃを食す行事となり、それがクリスマスにも関わっていると思うと、なんとも世界の繋がりを感じます。では今年のクリスマスは、クリスマスの飾りと、ブッシュ・ド・ノエルを用意して、太陽への感謝に「一陽来復(いちようらいふく)」を願ってお過ごしください。
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